ライフは、イジメについて真剣に考えさせられる作品です。
椎葉歩は親友の篠塚夕子と同じ高校を受験するも合格したのは歩ひとり。
夕子に絶交を言い渡され、永遠と思っていた友情の崩壊にショックを受けた歩は、リストカットするようになり内気な性格となってしまった。
入学した西舘高校でも孤立していたのだが、クラスメイトである安西愛海の女子グループに迎えられ、楽しい日々を過ごしていた。
ある時、歩は愛海の自殺未遂を目撃、彼女を必死に引き止める。愛海が恋人の佐古克己に別れを告げられ自殺を図ったことを知り、歩は佐古の家を訪れたのだが、佐古の秘密を知ってしまった歩は暴行されてしまう。
愛海は歩が佐古を略奪しようとしていると誤解し、歩に卑劣ないじめを繰り返すのだった。
歩はいじめに耐えながら、クラスメイトの羽鳥未来と真の友情を築き、いじめに立ち向かう勇気と強さを手に入れるのだった。
外見はすごく可愛いのにめちゃくちゃ性格が悪い愛海が本気で許せない!あんなに酷くて卑劣ないじめを平気でするなんて信じられない。
陰湿な集団いじめは読んでいて心が苦しくなるけど、真の友情が何かを考えさせられたマンガでした。
集団vs個人であそこまで出来るなんて女はコワイ。
歩が真の友情に気付きはじめて、いじめに立ち向かう表情が、とても凛としていてカッコ良かった。
誰かに流されるんじゃなくて、自分がどうしたいか自分で考え行動して、それに対する責任をきちんと持つ。歩に教えられた気がします。